帝京大学リハビリテーション科医師による 『ボトックス注射』を始めました。
診療時間
・金曜日
午後
14:00~17:00
要予約 ※事前にお電話でご予約ください
ボツリヌス療法(ボトックス注射)とは
ボツリヌストキシンという薬剤を筋肉注射し、痙縮(けいしゅく)をやわらげ
る治療法になります。当院ではグラクソ・スミスクライン(株)様の薬剤を使用しています。
脳梗塞の後遺症、手足の筋肉のつっぱりをボトックス注射により
着替えなど日常生活の動作が行いやすくなることが期待できます。
保険が適用されます
以下の患者様にボツリヌス療法(ボトックス注射)を行います。
1.脳卒中などに由来する手足のつっぱり
2.小児脳性まひ患者の下肢痙縮(かしけいしゅく)に伴う尖足
痙縮(けいしゅく)とは
脳卒中後遺症に多い運動障害のひとつ。筋肉が緊張し手足が動きにくかったり、
勝手に動いてしまう状態になります。痙縮による姿勢異常が長く続くと、
筋肉が固まり関節の運動が制限され、日常生活に支障が生じてしまいます。
痙縮がリハビリテーションの障害となることもある為、痙縮に対する治療が必要となります。
痙縮の症状(例)
手指が握ったままの状態になり、開こうとしても開きにくい
肘が曲がってしまう
足先が足の裏側のほうに曲がってしまう