回復期リハビリテーション病棟、外来・訪問リハビリテーション、内科・整形外科外来診療、在宅診療

放射線科の紹介

 

放射線科では現在の医療に欠かせない様々な画像検査を行っています。近年、CT、MRI、などの検査が画像処理技術の発展に伴い、よりきれいに短時間で検査ができるようになりました。放射線科では診療放射線技師が医師の指示のもとに検査装置を利用して、患者さんに優しく安心して検査を受けていただけるように取り組んでいます。

当院の機器説明

一般撮影(エックス線撮影)

検査部位にエックス線を利用したもので、レントゲン撮影と呼ばれています。頭部、胸部、腹部、脊椎、四肢など全身の撮影を行っています。簡便な検査ですが経過観察にも最適なため、患者さんの現在の状態を把握するために重要な検査です。検診などで胸部の撮影を行うことは多いと思いますが、他にも、骨折の状態を経過観察する整形外科領域では大切な検査となっています。

 

骨密度測定(DEXA)

エックス線は骨や人体を透過します。その透過したエックス線を利用して骨の密度を測定します。

骨粗鬆症は骨がスカスカの状態になり、脆くなってしまう病気です。僅かな衝撃でも骨折しやすくなります。骨密度を測定し、早期に治療を行うことで骨折のリスクが低下します。

 

XCT装置

X線CTとは、コンピュータ断層装置(Computed Tomography)のことです。ドーナツ型の装置から人体に向けX線を照射して、体内の断層像(輪切り)を撮影します。短時間に広範囲の撮影が行うことができ、細かな病変を画像化します。検査時間は5~20分程度です。

また、造影剤というお薬を用い静脈に注射することで、各臓器がより詳しく描出されることにより診断しやすい画像を撮影することが可能となります。

造影剤は安全な薬剤を使用していますが、まれに副作用が出現することがあります。万が一の事態でも対応できる体制を整えていますので、安心して検査していただくことができます。

 

 

MRIMagnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像診断装置)

筒状装置の中に入っていただき人体に電波を照射することで、体内より放出される微弱な電波を捉え画像化し断面像を作成します。脳の出血や梗塞などの病変や、整形外科領域における身体の様々な部分の診断に役立つ画像を提供します。磁気を用いるため被曝がなく、軟部組織の描出に優れ、また造影剤を注射せずに血管の描出も可能であるなどの特徴があります。

検査時間は30分程度かかります。

また、他施設からのMRIの依頼も承っております。当院でMRI撮影し、撮影データ・読影結果もお渡しします。

当院のMRIを是非ご利用ください。

問合せ先:鳳永病院 TEL:048-924-2631(代表)

 

透視装置

透視装置ではX線を身体に照射して、リアルタイムに状態を観察することができます。胃のバリウム検査や、骨折時の治療法の一つとして、骨のズレの治療(整復)にも使用します。

【スタッフ】

診療放射線技師 4名

【教育体制】

 スキルアップを目的に、月に1度、科内で勉強会を行っています。また外部の勉強会に参加するなど研鑽し技術向上を心がけています。

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