目標
自分で考え、自分でつくる健康
~地域のホームドクター的医療機関を目指して~
21世紀のわが国の医療制度は、めまぐるしい変化を迎えています。
行政レベルでは「老人保険法」や「国民健康保険法」の改正に伴い、医療費の抑制が進んでいます。 一方、メディアでは、未来の医療の姿として「質の向上」・「サービスの多様化」がうたわれています。
このように情報が溢れるなか、皆様一人ひとりにとって、一番大切なこととは何でしょうか?
それは、自分の健康は自分自身で考え、それを自ら維持する、ということです。
私たちは、皆様が、自分の健康を推進するため、次のような方法でお手伝いをしたいと考えます。
1 | ホームドクター的存在として地域の皆様から信頼され、安心して診療を受けていただける医療機関でありたいと考えます。 |
2 | 救急における、小さな傷の手当てに始まり、闘病からの回復過程におけるリハビリまで、診療科の枠を越えた治療を実践します。 |
3 | 病気は予防すること、また早期発見をすることが大切である、という予防医学の考え方を積極的に実行します。 そのため、胃・大腸・前立腺・乳がんなどの各種がん検診や高血圧症、糖尿病などの生活習慣病検診を重視します。 その過程のなかで、検査の必要性、あるいは治療が必要な疾患が発見されたときには、各種治療方法の可能性と危険性について、わかりやすく説明することを最重要項目として掲げます。 |
4 | 技術に裏打ちされた質の高い価値ある情報を、私たちは、インフォームド・コンセントと簡単に語られる以上の温かいコミュニケーションにより、皆様に提供していきます。 |
皆様が自分の健康を自ら考える─そのことを大切にしたいからです。